文字ばっかりの頁だと面白くないと思い本文の内容と関係の無い画像を貼り付けましたが
評判が良くなけれぱ外していきます。

■センスアップしたリビング空間

 

欧米では、日本の骨董品である長火鉢や舟だんすをリビングに置くなど、さりげなく素敵なコーディネートをしている
家庭がたくさんあります。でも、この折衷様式(エクレクティック)は、単にいろいろなものを置けばいい
というものではありません。成功させるためには、いくつかのポイントがあるのです。

 

○ポイント1 素材・形ともに共通 性のあるインテリアを選ぶ

 

部屋全体のイメージに対し、素材や形に共通性があればしっくりまとまります。たとえばリビングを落ち着いた
上品なイメージにするなら、ソファーは木製仕上げの柄の張り地、コーナーテーブルも木製仕上げにします。
そこに日本製の座敷机をティーテーブルとして組み合わると、まったく違和感なくコーディネートできます。

 

○ポイント2 インテリアが空間にとけこむかどうかを判断する

たとえば、モダンなモノトーンの空間にクラシックなイスを入れるとしたら、イスの張り地は黒のものを選び、色
彩 の共通性をもたせます。これだけで全体に統一され、空間になじむはずです。

 

○ポイント3 アジアチックな空間づくりも、折衷のルールを守って

今、流行のエスニック調インテリアも、色・素材・形のいずれかに共通 性を持たせるというルールさえ守れば、簡単に
取り入れることができます。日本家具とインド麻を組み合わせたり、変化のある空間づくりを楽しみましょう。

 

■カーテンと壁が空間イメージを左右する



リビングの広さに合わせて、カーテンを変える

リビングの中でも、カーテンは比較的目につくところに位 置しているため、全体のイメージをつくるためにも大
切な素材です。ですからスタイル・色彩 ・柄はもちろん、リビングの広さに合わせて、カーテンを選びましょう。

 

○広いリビングにはコントラストの強いカーテン

 

比較的はっきりとした色合いのものを選び、部屋全体のアクセントとして用います。ただし、あまり濃い色をた
くさん使うとうるさくなったり暗くなったりするので、展開図で分量 を調べてみるとよいでしょう。

 

○狭いリビングには壁と同系色のカーテン

 

壁と似た色合いで、ドレープ(しわ)やヒダの少ないすっきりとした素材を選びましょう。壁と一体になってみえ
るようにすることで、壁が続いているように見えてスペースに広がりが生まれます。さらにカーテンを天井から
床まで下げると、天井を高くすっきりとみせることができます。

 

○壁紙を利用して、ドラマチックな空間演出を

 

壁紙というと、四面を同じ色で統一するのが通常ですが、広い空間が持てるリビングでは、一面だけに強い
色彩や個性的なパターンを使うのもおもしろいでしょう。部屋のフォーカルポイント(強調点)となり、空間が引
き締まります。また無地でもエンボス加工などで豊かな素材感をもったものは、照明により陰影ができて空間
に奥行きが感じられ、ドラマチックな雰囲気が楽しめます。

 
      
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